コミュニケーションの全体
開発チーム内のコミュニケーションの仕方は、開発しているソフトウェアと同様に、設計した上で継続的にリファクタリングをしていっています。このページは、そういったコミュニケーションの最新の状態をまとめています。
基本的なコミュニケーションチャネル
基本的なコミュニケーションのチャネルとして三つ利用しています。
ミーティング
チャット
リポジトリ
上から下へ、同期的なチャネルから非同期的なチャネルになっているため、用途によって使い分けています。
こういったグラデーションは、エンジニアが高い生産性を出すために必要です。同期コミュニケーションは仕事を進める上でもちろん重要ですが、用途によって使い分けることで、不要なインタラプトを減らして、コーディングなど集中して行うべき仕事も遂行しやすくしています。
チャット / Chat
ほとんどの場合、チームに対応するSlackチャンネルを作成しています。 github.com/wantedly/dev (internal) に一覧があります。
チームメンバー以外の人も出入り自由です。 イシューを立てるGitHubリポジトリなどチームごとの情報もピンされているので、まずはSlackを見てみましょう。
ミーティング / Meeting
チーム内のミーティングはチームごとに決めていますが、全体で情報共有・意思決定するための定期的なミーティングがいくつかあるので、ここでは関心ごとにそれを紹介します。
定例ミーティング / Periodic Meeting
全体像
主な会議体
次のような会議体で構成されています。
Cross Chapter Engineering Sync Up
Chapter に閉じない影響のあるエンジニアリングの情報共有・意思決定を行うミーティング。
VPoT、Tech Lead、各 Chapter のリーダーなど各専門領域をリードする人が参加する。
Dev Manager Sync Up
Dev Branch のマネージャーによる組織的な情報共有・意思決定を行うミーティング。
Tech Lunch
エンジニアリングの成果をデモして広めたり、フィードバックをもらうミーティング。
Dev Branch の人が基本の参加者であるが、他の Branch の人も自由に参加できる場である。
その他、全社的な会議体として以下があり、連動している。
Lunch Meeting
経営会議。CEO と各 Branch のリーダーが参加するミーティング。
Demo Day
エンジニアリングに限らない成果をデモして広めたり、フィードバックをもらう場。
アドホックミーティング / Ad-hoc Meeting
定常的に発生する仕事は定例ミーティングなどで処理されることが望ましいですが、アドホックな仕事が発生した時は、アドホックなミーティングを行うこともあるでしょう。そういった時は、Google Calendar を利用して招待を送ります。コンテキストが共有されていない場合は、予定の説明に情報を付け加えるなどすると親切でしょう。
※ リファクタリングの好機:アドホックミーティングが増えてきたら、リファクタリングを考える時かもしれません。定例ミーティングを増やしたり、あるいは既存の定例ミーティングの責務を見直したりしてみましょう。
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